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広告効果計測 : Apple Search Ads 計測設定
10/23/2018 11:22:19 AM

広告効果計測 : Apple Search Ads 計測設定

本マニュアルではAppleが提供するApple Search Adsの広告効果を計測するための設定方法について案内します。


 Attention! 

1) Apple Search Adsの広告効果を計測するために、最低バージョン以上のSDKを利用する必要があります。

SDKバージョンが低い場合、Apple Search Ads設定を完了しても、正常に広告効果を計測することができません。

iOS : IgawCore 2.4.8i

※利用しているSDKバージョンは、設定管理→SDKのバージョンメニューから確認できます。

[最新SDKダウンロード]


2) Apple Search Ads 広告を計測するために、必ずIDFA設定を完了してください。IDFAが設定されていない場合、広告効果を計測することができません。

[IDFA設定マニュアル]




目次

Step1. adbrixで計測設定

Step2. adbrixでキャンペーン成果を確認

Step3. パートナー社の権限設定




Step1. adbrixで計測設定

メディア設定 → Apple Search Ads  設定に移動します。


追加設定メニューに移動して、2つの設定を完了します。トラッキングURLの発行は不要です。


1-1) 計測 ON/OFF

Apple Search Adsの計測はデフォルトでOFFになっています。


計測を開始する時点にトグルをONに変更すると、変更時点からApple Search Adsと通信して広告成果を提供し始めます。


トグルをONに変更すると、ステータス変更の確認ポップアップが表示されます。確認をクリックして保存します。



トグルをOFFに変更するとApple Search Adsとの通信を停止して広告成果の計測を停止します。



1-2) Click - Install Lookback Window

Apple Search AdsはClick-throughのClick Timeを提供するため、ClickからInstallまでのLookback Windowを設定することができます。

デフォルトでは30 Daysで、1 Hour ~ 30 Daysまで設定することができます。Lookback Window期間を選択してから表示されるポップアップから確認ボタンをクリックして保存します。


※ Click - Install Lookback Windowはadbrixのインストール計測に適用されます。Apple Search Adsの広告成果には適用されません。

Lookback Windowを変更する場合、adbrixのインストール数と乖離が発生する場合があります。



Step2. adbrixでキャンペーン成果を確認

前の設定を完了した後にApple Search Adsを開始すると、最初のインストールが発生する時点にトラッキングURL→アナリティクスメニューから自動にトラッキングURLが発行されます。

発行されたトラッキングURLから広告成果を確認します。


キャンペーン名 : Apple Search Adsで登録したキャンペーン名で自動登録されます。
      初めてインストールが発生した時点のキャンペーン名が反映されますので、
変更したい場合は修正ボタンで修正できます。

サブトラッキングURL : Apple Search Adsキャンペーンの「lineitemID_keyword」の形でサブトラッキングURLが自動登録されます。
                       これで広告グループ(lineitem)別、またはキーワード別の成果を分析できます。
                        ex) 広告グループIDが「1234567」で、検索キーワードが「adbrix」である場合、「1234567_adbrix」の形で登録されます。

媒体基準起動 : Apple Search Ads側から判断したコンバージョンを提供します。

インストール : Apple Search Ads側から判断したコンバージョンの中、adbrix基準の新規起動を提供します。



Step3. パートナー社の権限設定

自動に登録されたApple Search Adsの広告成果をAgency 3権限をもつパートナー社に共有します。

設定方法は以下のマニュアルを参考してください。

[トラッキングURL権限設定]



※ adbrix 「インストール」 ↔ Apple Search Ads 「コンバージョン」の数値乖離

Apple Search Adsは自社のコンバージョン集計基準を持っていて、adbrixはApple Search Adsが判断したコンバージョンのレスポンスをもとに広告成果を判断します。

そのため、以下の要因により2つの指標は乖離が発生する場合があります。


1) 他キャンペーンの配信可否

1つのインストールが発生した時点に、AppleはApple Search Adsの寄与可否を判断んしてキャンペーン成果を集計します。

これに対して、adbrixはトラッキングURLを利用した様々なキャンペーンの寄与を優先順位に応じて成果を集計します。

もし複数のキャンペーンを実施していて、adbrix上ではApple Search Adsを含む他のアドタッチが発生したインストールがある場合、

Apple Search Adsは自社のアドタッチを基準でキャンペーン成果を寄与する反面、

adbrixは他のアドタッチも含めて優先順位を判断するため、もしApple Search Ads以外のキャンペーンがラストクリックで判定された場合は該当キャンペーンの寄与で集計します。


2) Lookback Windowの変更

Apple Search Adsのアトリビューション期間は、広告クリックから30日であり、Search Adsからの変更は不可です。

これに対して、adbrixは1 Hour ~ 30 daysまでのLookback Windowが設定できます。

もしadbrix上でLookback Windowを30日以下に変更する場合、

Apple Search Adsではアトリビューションされるがadbrix上ではアトリビューションできないインストールが発生する場合があります。


3) 過去キャンペーンの配信可否

adbrixは、Appleが提供するSearch Ads Attribution APIで広告成果を判断します。

AppleはAPIで広告成果可否を返還し、adbrixはこの応答に含まれるクリック・キャンペーン情報をもとに寄与されたキャンペーンを識別して、該当キャンペーンの成果にカウントします。

Apple Search Adsから同一アプリに対して過去に配信したApple Search Adsキャンペーンの参加履歴があるユーザーが新しいキャンペーンからアトリビューションした場合、

一部のケースからApple Search Adsは新しいキャンペーンにカウントするものの、Attribution APIでは過去のキャンペーンで応答するケースが確認されました。

上記のように過去キャンペーンで参加履歴が確認されたインストールは、媒体基準起動ではカウントするものの再インストールはカウントしません。


4) Install / Re-install 集計基準

Apple Search Adsは、アプリ起動可否と関係なく、アプリをインストールした時点をコンバージョンにカウントします。

これに対して、adbrixはアプリが起動された時点にインストールをカウントします。

また、再インストールが発生したとき、Apple Search Adsはこれをコンバージョンにカウントする同時に再ダウンロードコラムにもカウントします。

adbrixは再インストールが発生したときに、再インストールにカウントします。